6年生の国語
浜学園に通っていた長男マリオ。
今まで勉強についていろいろ書きましたが、
国語は他の3科目と同じようにはいきませんでした。
成績は常に乱高下し、マリオは国語の点数で合否が決まるだろうなと思いつつも、有効な打開策を見出だせずにいました。
物語文の心情把握なんて、最初から諦めていました。
こんな場面では人はこういう気持ちになるものだ…
というパターンを覚えさせるべく演習量を増やしたり、
「いたたまれない」って、どんな気持ち?
と、文章題の単語を別の言葉で表現させたりして、心情に関する語彙を増やすことぐらいが精一杯。
浜学園の進学説明会で何度か聞いたことがあるのですが、
「国語の成績は、本人の成熟度に大きく関係している」
そうです。
マリオが6年生になった頃、その言葉の意味がわかりました。
突然、できるようになったのです。
算数や理科のようなレベルにはなりませんでしたが、
得意科目を食い潰すほどの悪い点数はなくなりました。
明確な理由は今もわからないのですが、
どんなに良いテキストでどんなに素晴らしい授業を受けても、
聞いてる本人が幼いままだと、そのテクニックを上手に使うことができないのかなぁ…と。
その後マリオは浜学園の国語の先生とのいい出会いがあり、
幸運なことに再び伸びるチャンスを得ることになりました。